【終了いたしました】2024年2月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)(EWB3)

2024年2月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)(2024.2.1-2)は無事に終了いたしました。

本プログラムでは、エスノグラフィ活用の歴史やフィールドワークにおける観察(オブザベーション)の基本について既存フレームワークはあえて取り入れないようにしています。それは、フィールドに向き合い、短絡的なインサイトやアイデアに飛びつかず、「踏み留まる」ということも含めてエスノグラフィの本質の一端を体感頂きたいという思いがあります。受講生の方々には、このようなある種のストレスのかかったトレーニングに前向きに取り組んで頂けました。この場を借りて、受講いただいた皆様に感謝申し上げます。

こうしたトレーニングプログラムを通じて当社のケーパビリティの一端を知っていただき、みなさまの将来的なイノベーションの取り組みにおいて、そうしたケーパビリティを活用頂ければ幸いです。

次回エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)は2024年5月〜6月頃の開催を予定しています。ご関心のある方はご検討いただければ幸いです。


【終了いたしました】2023年8月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)

2023年8月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)(2023.8.29-30)は無事に終了いたしました。参加者の皆さまには改めて御礼申し上げます。

観察し、そしてそれを記述する・・・こう言われると、多くの人にとって当たり前の行為であり、誰でもできるかのように思えるかもしれません。しかし、エスノグラフィという活動においては、「観察」ひとつとっても、私たちが普段の生活で行うそれとは異なり、自分の意識と無意識との葛藤、起こっている事象と起こっていない事象、何を持って自分が「観察」しているのかを自問自答しながら進める行為なのだと感じます。また「記述」について言えば、例えば描く対象が決まっていてそれをスケッチするかのようなものとは異なります。何が対象であるかも定かでないときもあるでしょうし、また対象は折り重なった文脈の中で時間とともに変化していきます。エスノグラフィにおける観察と記述...私個人もいつまでもゴールのない探求を続けているように感じています。

参加者の皆さまには、そうしたエスノグラフィのエッセンスである観察・記述という活動の楽しさや難しさを体験いただけたのではないでしょうか。

次回エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)は2023年冬〜2024年春頃の開催を予定しています。ご関心のある方はご検討いただければ幸いです。


北陸先端科学技術大学院大学にて弊社代表がレクチャー

2021年9月18日に北陸先端科学技術大学院大学(JAIST)にて「エスノグラフィとそのビジネス応用〜越境と境界変容を誘発するエスノグラフィ」というタイトルで代表・伊賀聡一郎がレクチャーいたしました。今回もCOVID-19の影響により緊急事態宣言が出ている状況でしたのでオンラインでの開催でした。


Xデザイン学校「2021年ユーザーリサーチコース」開設

Xデザイン学校において、2021年に「ユーザーリサーチコース」を開催予定です。

基礎からユーザーリサーチについて学びたい人のためのトレーニングコースとなっております。ご関心のある方は、Xデザインのサイトよりお問い合わせいただければ幸いです。Xデザイン学校サイトhttps://www.xdesign-lab.com/

本コースでは、幅広いUXデザイン活動のなかでもとくに質的なユーザリサーチを学ぶことに焦点をしぼった学びの場を提供します。フィールドワークを通じたデータの収集・作成・分析、機会領域の特定までの基本スキルを身につけます。特定のメソッドやフレームワークにとらわれることなく、フィールドに向き合う姿勢・考え方を肌でつかんで頂きます。計4回のオンラインワークショップに加え、講義日以外にも課題として各自でフィールドワークを行なって頂きます。


Xデザイン学校チーム参画

Xデザイン学校のチームに代表・伊賀聡一郎が参画いたしました。Xデザイン学校では、これまでも2020年秋ベーシックコースの講師・メンターとしてお手伝いして参りました。今後もXデザイン学校という場でもこれまでの経験の一端をお伝えし、ユーザリサーチ/デザインリサーチひいては社会の発展に貢献いたしたく精進して参ります。

https://www.xdesign-lab.com/x-1

もちろんエクスパーク合同会社においてもイノベーションに関するリサーチ/コンサルテーションやトレーニングプログラムのご提供をしておりますので、ご関心のある方はお問い合わせいただければ幸いです。


Xデザイン学校ベーシックコースにてレクチャー担当

2020年8月よりスタートするXデザイン学校2020年ベーシックコースにて、代表・伊賀聡一郎が前半のレクチャーを担当いたします。

「デザイン」という言葉の定義は時代とともに広がりをみせ、多種多様なビジネスの文脈で用いられるようになりました。ここではデザインの実践に向けて、基礎となるマインドセット・スキルセットを身につける場にしていきたいと考えています。こうしたデザイン実践の基礎トレーニングにご関心のある方はお問い合わせいただければ幸いです。


産業技術大学院大学にて「人間中心イノベーション」レクチャー

2020年2月8日(土)、産業技術大学院大学(AIIT)履修証明プログラム「人間中心デザイン」の中の授業科目「人間中心イノベーション」のレクチャーを代表・伊賀聡一郎が担当いたしました。

社会・経済・世界の不確実性が高まるなか、生活様式を一変させるような「イノベーション」が希求されています。しかし、現代の成熟社会においては、基礎研究にはじまり応用研究に進み実用化に結びつけるといったテクノロジー中心の線形アプローチだけでは、社会に内在する希望や課題を汲み取ることが難しくなっています。このような状況のもと、人間中心イノベーション、あるいはその概念を進展させたアプローチへの期待が高まっています。イノベーションの意義を確認した後、人間中心イノベーションをいかにして可能にするのか、そのアプローチや考え方について、事例を交えながら解説しました。