「観察と記述」研究会:「アートと文化における観察ワークショップ」レポート

エクスパークは、当社トレーニングプログラム修了者を主な対象として、継続的な学びや実践の情報共有の場を提供するため「観察と記述」研究会を立ち上げました。2024年11月9日に、本研究会のキックオフイベント「アートと文化における観察ワークショップ」を開催いたしました。

ワークショップでは、画家の渡辺香奈氏をお迎えし、エスノグラフィとアートにおける観察と記述(描画)の接点を探ることをテーマとしました。渡辺氏は、富岡の養蚕農家の桑木炭を画材として用いる発見に至り、自らその生産に携わり、創作活動を通じて文化とアートの関係性を探究しています。ワークショップでは、参加者のみなさまに実際に渡辺氏がみつけた桑木炭を使って静物画を描いていただきました。

その後のリフレクションにおいて、参加者からの質疑を通じてエスノグラフィとアートにおける観察と記述の共通点や相違点について議論しました。

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2024年12月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)のご案内・お申し込み(終了)

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2024年12月4日(水)〜5日(木)開催予定のエクスパーク主催「エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)」ご案内・お申し込みページです。お申し込みの際は、本ページ「キャンセルポリシー」「プライバシーポリシー」を必ずご一読ください。

ご案内

エスノグラフィとは、フィールドワークなどの経験的な調査において、多様な文化/社会に生きる人びとの生活について観察/記述する活動のひとつです。このエスノグラフィをビジネスに応用することにより、新たな事業機会の発見につなげることが期待できます。その一方でエスノグラフィは、実際に体験しないとなかなか理解が難しい側面があります。そこでエスノグラフィの基本を理解し、イノベーションにつなげることができる感触を皆様に体感していただくため、このワークショップを企画しています。エスノグラフィのビジネス応用の世界的なパイオニアである米国パロアルト研究所(現SRI International)において研究・実践を重ねてきた経験を持つ講師が本コースを担当いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップの概要

名称2024年12月エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)(EWB6)
形式2日間の対面でのワークショップ
(レクチャーと演習)
日程2024年12月4日(水)〜5日(木)(終了しました)
両日とも10:00-17:00を予定
参加費75,000円 / 1名(税抜) 
参加費にはテキスト代が含まれます。
定員10名
(1社3名まで。それ以上の人数をご希望の場合はご相談ください。)
対象者・製品/サービスの研究者/開発者/プランナー/デザイナー
・製品/サービスのイノベーションに関心のある方
・基本的な観察力/記述力/課題発見力のリスキリングをしたい方

エスノグラフィをこれから理解したい方を対象としたベーシックなワークショップです。
(※同業の方の申し込みはご遠慮ください。)
会場東京・大崎
問い合わせ先ご不明点やご質問等ございましたらevent@xparc.co.jpまでメールにてお問い合わせください。

プログラム

1日目
午前エスノグラフィとは(レクチャー)
エスノグラフィ/人間中心イノベーションに関する基本的な知識を学びます。
エスノグラフィにおける観察/記述の考え方や方法についてエクササイズを交えてプレイフルに学びます。
午後フィールドワーク(演習)
チームに分かれてフィールドに行き、観察と記述を実際に体験します。
フィールドでは講師がメンターとして観察のポイントなどをアドバイスします。
観察結果の共有(レクチャー/演習)
チーム毎にフィールドワークでの観察結果を共有します(デブリーフィング)。
デブリーフィングとは、フィールドワークを通して得た知見を仲間に報告/共有することです。分析を始める第一歩でもあります。
データ分析(レクチャー/演習)
フィールドワークで得られたデータの分析方法を講師が説明します。
その後、チーム毎に持ち寄ったデータの分析を実践していただきます。
2日目
午前データ分析(演習)(前日の続き)
チームによる分析を通して、自分たちが理解したフィールドがどのようなものであるかを表わすようなストーリーを紡ぎ上げます。
午後機会領域の創案(レクチャー/演習)
機会領域/イノベーションの方向性を検討する方法を学びます。
その後、チーム毎に分析内容に基づいて機会領域の創案を実践していただきます。
プレゼンテーション
チームのフィールドワーク/分析/機会領域などの結果を発表していただきます。
受講者相互に評価する他、講師がアドバイスを加えます。

修了者の方々の声

【フィールドをどうやって視るのかを学べる】
(デザインリサーチャー/SIer)
ワークショップを通じフィールドをどう視るのか、個人的な学習では得られない貴重な知見が得られると感じました。そして実際にフィールドに出て、視た情報をどうビジネスに応用させるかまでを行いました。今回のワークショップを通じて本当の意味でのエスノグラフィーの学びが得られること、どうやってビジネスに応用して考えるのかを実感しました。
【ユーザーニーズを考えて事業に関わる全ての方におすすめしたい】
(UXリサーチャー/リサーチ会社)
普段業務でUXリサーチをしており、顧客理解や機会探索のフェーズを経験してきましたが、自分がいかに検証の姿勢で臨んでしまっていたのか気付かされました。座学や書籍では得難い、フィールドで探索する感覚/姿勢を掴むことができる講座です。
【本当に刺激的な経験でした】
(UXリサーチャー/IT・ソフトウェア企業)
フィールドリサーチ(観察)からエピソードの共有、アイディエーションからプレゼンまで、「スピード感」と「リアル感」の伴ったワークショップでした。特にフィールドワークから得られたエピソードやファインディングス、そしてストーリーを理解していくフェーズでは「ピースとなるエピソードを集めてくる感覚」、「エピソードからじわじわ見えてくる感覚」、「少し飛躍し過ぎた際にフェーズを行き来するスキル」を体感することができました。これは実際にやってみないと得られない経験だったと思います。そして講義内で特に強調されていた【ビジネスとして自分の世界に戻ってくるスキル】を、ワークショップというミニマムなリサーチではありますが、プレゼンまで一通り体験でき、実現場でも生かせるなと感じました。

講師プロフィール

Soichiro Iga伊賀聡一郎(いが そういちろう)
エクスパーク合同会社 代表 
博士(政策・メディア)

日本学術振興会特別研究員(PD)、(株)リコー、リコー経済社会研究所、米国パロアルト研究所(PARC)日本代表/シニアリサーチャーを経て、エクスパーク合同会社設立。情報通信システムの研究開発を通じたテクノロジー中心のイノベーションと、エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーションの両面で幅広い経験を持つ。認知科学/人間中心設計の第一人者D.A.ノーマン氏による著書の翻訳なども多数手がけている。ヒューマンインタフェース学会評議員、北陸先端科学技術大学院大学客員教授、産業技術大学院大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師、筑波技術大学非常勤講師、XDESIGN学校講師など。博士(政策・メディア)

参加申し込み

下記項目を入力のうえ、「送信」ボタンを押してお申し込みください。お申し込み後、2営業日以内にはメールにてお支払いなど詳細についてご連絡申し上げます。

参加される方のお名前を記載ください。
お名前のふりがなを記載ください。
所属されている法人名などを記載ください。 個人の方はその旨記載ください。
個人の方は「なし」と記載ください。
個人の方はご連絡可能な住所を記載ください。
(例: 03-1234-5678) 日中つながる電話番号を入力ください。 メールアドレスが不通の場合、お電話を差し上げる場合がございます。
お支払いの手続きなど以降の詳細につきまして、メールにてご案内いたしますので、ご連絡可能なメールアドレスを記載ください。
請求書の送付形態について、基本的には電子ファイルでのご請求をお願いしております。紙・郵送などご希望の送付形態がございましたら選択ください。
ご請求先が企業ではなく個人の場合、請求先の宛名にご指定がある場合など、何かございましたらこちらに記入ください。

キャンセルポリシー

参加者のご都合が悪い場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡の上、代理の方がご出席ください。
代理の方もご都合がつかない場合は、下記の通り、所定の手続きをお取りいただきます。

  • キャンセルの場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡ください。
  • キャンセル料が発生する場合は別途、請求書をお送りいたしますので、お振込期限までにお支払いください。
  • すでにお振り込み済みの場合は、差額をご返金いたします。返金口座をご連絡ください。
    • ご返金の際の振り込み手数料は参加者側のご負担にてお願い申し上げます。
  • 無断でご欠席された場合も参加料の100%を申し受けます。
  • キャンセル料はお振込みの有無にかかわらず下記のとおりです。
キャンセルご連絡日キャンセル料
ご連絡なしの不参加参加料の全額ご請求
開催前日および当日参加料の全額ご請求
開催7日前~前々日参加料の50%のご請求
開催21日前〜開催8日前参加料の10%のご請求
それ以前のキャンセルご請求なし

プライバシーポリシー

1. 法令などの遵守

当社は、個人情報保護の重要性を認識し、個人情報の保護に適用される法令及びその他の規範を遵守し、個人情報を厳重に取り扱って参ります。

2. 個人情報の取得

当社は、個人情報を適法かつ公正な手段により取得します。

3. 個人情報の利用目的

当社は、コンサルテーション事業、また研修・教育事業に関する事業を行う上で必要な業務や諸手続きに関わる連絡手段の範囲において個人情報を使用致します。ご本人の同意がある場合または法令などの定めによる場合を除き、これらの目的の範囲を超えて個人情報を利用することはありません。

4. 個人情報の安全管理

当社は、個人情報の漏えい、紛失、毀損を防止するために必要かつ適切な措置を講じ、個人情報を安全に管理します。


エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (アドバンスト・コース)のご案内・お申し込み

ダウンロード(PDFファイル)

2025年1月15日(水曜日)〜17日(金曜日)の3日間で開催予定のエクスパーク主催「エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(アドバンスト・コース)」のご案内・お申し込みページです。お申し込みの際は、本ページ「キャンセルポリシー」「プライバシーポリシー」を必ずご一読ください。

ご案内

エスノグラフィとは、フィールドワークなどの経験的な調査において、多様な文化/社会に生きる人びとの生活について観察/記述する活動のひとつです。このエスノグラフィをビジネスに応用することにより、新たな事業機会の発見につなげることが期待できます。

エクスパークでは、エスノグラフィのビジネス応用についてさらに深く学びたいというご要望にお応えして「エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(アドバンスト・コース)」を開催致します。 本コースは、ベーシックコース修了者が対象です。レクチャー形式によるビデオエスノグラフィ、インタビュー、基本的なプロジェクトプランニングなどのプログラム、そしてミニプロジェクト形式でのエスノグラフィプロジェクトの実践的な体験の機会をご提供します。皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップの概要

名称エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(アドバンスト・コース)(EWA1)
形式3日間連日の対面でのワークショップ
(レクチャーと実地演習)
日程2025年1月15日(水曜日)〜17日(金曜日)
10:00-18:00を予定
参加費250,000円 / 1名(税抜) 
(上記には参加者の宿泊費や交通費は含まれません。)
定員5名程度(1社2名まで。それ以上ご希望の場合はご相談ください。)
(最少催行人数に満たない場合は中止となる場合がございます。)
(*定員になりました。ご関心ある方は別途「問い合わせ先」までご連絡いただければと思います。)
対象者エクスパーク主催「エスノグラフィのビジネス応用(ベーシック・コース)EWB」の修了者が対象となります。
パロアルト研究所IWS修了生の方も本コースを受講可能です。
会場東京近郊(参加者に詳細をご連絡いたします。)
問い合わせ先ご不明点やご質問等ございましたらevent@xparc.co.jpまでメールにてお問い合わせください。

プログラム

1日目エスノグラフィの様々な手法(レクチャー)
以下のようなトピックについて、エクササイズを交えながらレクチャーを行ないます。
・ベーシック・コースの振り返り
・ビデオエスノグラフィ
・エスノグラフィック・インタビュー
・プロジェクトプランニング

ミニプロジェクト(演習)
チームで実践的なリサーチワークを体験していただきます。
(1)プランニング
仮想的なプロジェクトのミッションを元に、役割・スケジュール・インタビューガイド作成など、チームでリサーチのプランニングを行なっていただきます。
2日目ミニプロジェクト(演習)
(2)フィールドワーク
チームでフィールドワークを実施していただきます(ホームビジット形式のフィールドワークを予定)。
プランニングした内容に基づいて、フィールドワークを進めていただきます。
講師はメンターとしてフィールドに同行します。

(3)デブリーフィング
フィールドワークを通して得た知見をチーム内で報告・共有し、観察結果を詳細化していただきます。
3日目ミニプロジェクト(演習)
(4)データの作成
フィールドから得た情報をもとに、フィールドノーツとしてデータをまとめ上げます。

(5)機会領域の創案
チームでの分析を深めて、フィールドの理解・本質を探り、機会領域を創案していただきます。

(6)プレゼンテーション
チームでのフィールドノーツ、分析内容、機会領域を発表していただきます。講師がアドバイスを加えます。

リフレクション
受講者それぞれの立場から、本コースでの体験を意味付けていただき、受講者間でディスカッションしていただきます。
後日リフレクションの内容を簡単なレポートとしてまとめていただきます。

講師プロフィール

Soichiro Iga伊賀聡一郎(いが そういちろう)
エクスパーク合同会社 代表 
博士(政策・メディア)

日本学術振興会特別研究員(PD)、(株)リコー、リコー経済社会研究所、米国パロアルト研究所(PARC)日本代表/シニアリサーチャーを経て、エクスパーク合同会社設立。情報通信システムの研究開発を通じたテクノロジー中心のイノベーションと、エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーションの両面で幅広い経験を持つ。認知科学/人間中心設計の第一人者D.A.ノーマン氏による著書の翻訳なども多数手がけている。ヒューマンインタフェース学会評議員、北陸先端科学技術大学院大学客員教授、産業技術大学院大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師、筑波技術大学非常勤講師、XDESIGN学校講師、デジタルハリウッド講師など。博士(政策・メディア)

参加申し込み

下記項目を入力のうえ、「送信」ボタンを押してお申し込みください。お申し込み後、2営業日以内にはメールにてお支払いなど詳細についてご連絡申し上げます。

上記いずれかのコースを修了されていることが参加要件です。
参加される方のお名前を記載ください。
お名前のふりがなを記載ください。
所属されている法人名などを記載ください。 個人の方はその旨記載ください。
個人の方は「なし」と記載ください。
個人の方はご連絡可能な住所を記載ください。
(例: 03-1234-5678) 日中つながる電話番号を入力ください。 メールアドレスが不通の場合、お電話を差し上げる場合がございます。
お支払いの手続きなど以降の詳細につきまして、メールにてご案内いたしますので、ご連絡可能なメールアドレスを記載ください。
請求書の送付形態について、基本的には電子ファイルでのご請求をお願いしております。紙・郵送などご希望の送付形態がございましたら選択ください。
ご請求先が企業ではなく個人の場合、請求先の宛名にご指定がある場合など、何かございましたらこちらに記入ください。

キャンセルポリシー

参加者のご都合が悪い場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡の上、代理の方がご出席ください。
代理の方もご都合がつかない場合は、下記の通り、所定の手続きをお取りいただきます。

  • キャンセルの場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡ください。
  • キャンセル料が発生する場合は別途、請求書をお送りいたしますので、お振込期限までにお支払いください。
  • すでにお振り込み済みの場合は、差額をご返金いたします。返金口座をご連絡ください。
    • ご返金の際の振り込み手数料は参加者側のご負担にてお願い申し上げます。
  • 無断でご欠席された場合も参加料の100%を申し受けます。
  • キャンセル料はお振込みの有無にかかわらず下記のとおりです。
キャンセルご連絡日キャンセル料
ご連絡なしの不参加参加料の全額ご請求
開催前日および当日参加料の全額ご請求
開催7日前~前々日参加料の50%のご請求
開催21日前〜開催8日前参加料の10%のご請求
それ以前のキャンセルご請求なし

プライバシーポリシー

1. 法令などの遵守

当社は、個人情報保護の重要性を認識し、個人情報の保護に適用される法令及びその他の規範を遵守し、個人情報を厳重に取り扱って参ります。

2. 個人情報の取得

当社は、個人情報を適法かつ公正な手段により取得します。

3. 個人情報の利用目的

当社は、コンサルテーション事業、また研修・教育事業に関する事業を行う上で必要な業務や諸手続きに関わる連絡手段の範囲において個人情報を使用致します。ご本人の同意がある場合または法令などの定めによる場合を除き、これらの目的の範囲を超えて個人情報を利用することはありません。

4. 個人情報の安全管理

当社は、個人情報の漏えい、紛失、毀損を防止するために必要かつ適切な措置を講じ、個人情報を安全に管理します。


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観察と記述研究会「アートと文化における観察」ワークショップのご案内・お申し込み(終了)

ごあいさつ

エクスパークでは、当社トレーニングプログラム修了者を主な対象として、継続的な学びや実践の情報共有の場を提供するため「観察と記述研究会」を立ち上げました。

このたび本研究会立ち上げのキックオフイベント「アートと文化における観察」を開催いたしますのでご案内申し上げます。 今回のキックオフイベントにつきましては、当社トレーニングプログラム修了者以外の方もご参加いただけます。楽しく学びのある場となるよう努めてまいりますので、ぜひご参加ください。

観察と記述研究会「アートと文化における観察」ワークショップのご案内

地域のもつ文化的なリソースを見出す洞察力が重要視される中、アートや人類学的な思想に基づくエスノグラフィが持つ力が注目を集めています。今回は、画家・渡辺香奈氏を迎え、アート、そしてエスノグラフィとの接点を探ります。渡辺氏は、富岡の養蚕農家の桑木炭を画材として用いる発見に至り、創作活動を通じて文化とアートの関係性を探究しています。

ワークショップでは、渡辺氏が見出した富岡産桑木炭を用いた作画体験を通じて、地域リソースに着目する視点を学び、アートにおける観察の意味合いについて考える機会を提供します。また、エスノグラフィにおける観察との接点を内省し、ビジネスに応用できる新たな発見も期待できます。みなさまのご参加を心よりお待ちしております。

お申し込みフォームは本ページ下にございます。お申し込みの際は、本ページ「キャンセルポリシー」「プライバシーポリシー」を必ずご一読ください。)

タイトル
観察と記述研究会キックオフイベント
「アートと文化における観察」ワークショップ
ワークショップ講師伊賀聡一郎(エクスパーク代表)
渡辺香奈(画家)
日時2024年11月9日14:00〜18:30(開場13:30)
(終了しました)
場所江東区文化センター・美術室
〒135-0016 東京都江東区東陽4-11-3
東西線東陽町駅1番出口徒歩6分
参加費7,000円(税抜):EWB修了者
10,000円(税抜):一般
定員15名
主な内容・「観察と記述研究会」立ち上げのご挨拶
・アートと文化における観察(レクチャー)
・観察とデッサン(ワークショップ:参加者のみなさまに富岡産桑木炭を用いて実際に作品をつくっていただきます。)
・リフレクション(ワークショップ)

講師略歴

渡辺香奈(画家)
[略歴]
2003 慶應義塾大学総合政策学部卒業、2005 慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修了、2009 年より絵画活動を開始。アートフェアや日本橋三越、横浜高島屋などで個展を開催。2012年度文化庁新進芸術家海外派遣にてスペインに留学し、現地で油絵やデッサンなどの絵画技法を学ぶ。現在は早稲田大学創造理工学部建築学科非常勤講師(2019~)。
[主な受賞]
2009 第 44 回日動画廊昭和会展 松村謙三賞
2011 第 8 回上毛芸術文化賞
2013 アントニオ・ロペス絵画講習会 アントニオ・ロペス賞(スペイン)
2018 第 72 回二紀展 女流画家奨励佐伯賞
2021 令和 2 年度企業メセナ群馬芸術文化奨励賞

(講師:渡辺香奈氏より)
このワークショップでは、アートの視点を用いて「地域文化とアート」にて地域に埋もれた文化的側面を発見し、「観察とデッサン」では描く行為を通して観察対象の細部の姿を再発見する、新しい発見の体験が提供できればと思います。特にデッサン体験は楽しみながらも、本格的な指導ができればと考えていますので、奮ってご参加ください。


お申し込み

以下のフォームよりお申し込みください。EWB修了者の方とそれ以外の一般の方で参加費が異なりますのでご注意ください(誤ってお申し込みされた場合には、確認の上で改めて正規の参加費にてご請求申し上げます。)

参加される方のお名前を記載ください。
お名前のふりがなを記載ください。
所属されている法人名などを記載ください。 個人の方はその旨記載ください。
個人の方は「なし」と記載ください。
個人の方はご連絡可能な住所を記載ください。
(例: 03-1234-5678) 日中つながる電話番号を入力ください。 メールアドレスが不通の場合、お電話を差し上げる場合がございます。
お支払いの手続きなど以降の詳細につきまして、メールにてご案内いたしますので、ご連絡可能なメールアドレスを記載ください。
請求書の送付形態について、基本的には電子ファイルでのご請求をお願いしております。紙・郵送などご希望の送付形態がございましたら選択ください。
ご請求先が企業ではなく個人の場合、請求先の宛名にご指定がある場合など、何かございましたらこちらに記入ください。

キャンセルポリシー

参加者のご都合が悪い場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡ください。
ご都合がつかない場合は、下記の通り、所定の手続きをお取りいただきます。

  • キャンセルの場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡ください。
  • キャンセル料が発生する場合は別途、請求書をお送りいたしますので、お振込期限までにお支払いください。
  • すでにお振り込み済みの場合は、差額をご返金いたします。返金口座をご連絡ください。
    • ご返金の際の振り込み手数料は参加者側のご負担にてお願い申し上げます。
  • 無断でご欠席された場合も参加料の100%を申し受けます。
  • キャンセル料はお振込みの有無にかかわらず下記のとおりです。
キャンセルご連絡日キャンセル料
ご連絡なしの不参加参加料の全額ご請求
開催前日および当日参加料の全額ご請求
開催7日前~前々日参加料の50%のご請求
開催21日前〜開催8日前参加料の10%のご請求
それ以前のキャンセルご請求なし


プライバシーポリシー

1. 法令などの遵守

当社は、個人情報保護の重要性を認識し、個人情報の保護に適用される法令及びその他の規範を遵守し、個人情報を厳重に取り扱って参ります。

2. 個人情報の取得

当社は、個人情報を適法かつ公正な手段により取得します。

3. 個人情報の利用目的

当社は、コンサルテーション事業、また研修・教育事業に関する事業を行う上で必要な業務や諸手続きに関わる連絡手段の範囲において個人情報を使用致します。ご本人の同意がある場合または法令などの定めによる場合を除き、これらの目的の範囲を超えて個人情報を利用することはありません。

4. 個人情報の安全管理

当社は、個人情報の漏えい、紛失、毀損を防止するために必要かつ適切な措置を講じ、個人情報を安全に管理します。


International Conference on Collaboration Technologies and Social Computing (Collabtech2024)にて発表いたしました

当社代表・伊賀聡一郎が研究成果の一部をCollabtech2024(国際会議)にて発表いたしました。

S. Iga, S. Takatsuka, H. Tetsukawa: Stimulating Creative Hypothesis Discovery by Future Human-AI Teaming, International Conference on Collaboration Technologies and Social Computing (Collabtech2024), 11-14 September, pp 203–211 (2024) [proceedings]

仮説発見創造を強化するための人間とAIのチーミングを提案し、人間とAIがより創造的な活動においてチームとして協働する未来を構想しています。人間同士の創造性に関する予備的な質的実験から、将来の人間とAIのチームにおける創造的活動を支援するための示唆を抽出し、動的な創造プロセスと戦略共有の重要性を示しました。


日本デザイン学会論文誌「デザイン学研究」掲載

代表・伊賀聡一郎が執筆した論文(共著)が公開されました。デザインワークショップなどでは複数人の協働によりアイデア創発が行われています。本研究では、そうした創発のメカニズムを紐解き、創発をねらったデザインワークショップを設計する上で考慮すべきポイントを明らかにしています。ぜひご一読いただければと存じます。

伊賀 聡一郎, 鉄川 弘樹『ワークショップにおけるストーリー創造プロセスの質的分析の試み』, デザイン学研究 2024 年 71 巻 1 号 pp. 39-48

研究所の人材の協働によって価値あるアイデアを生み出すことにご関心のある方は、ぜひその検討に協力させていただければと存じます。お気軽にお問い合わせください


予定通りWS(EWB5)を開催いたします(2024.8.26 7:30最終報)

8月27〜28日に開催予定の「2024年8月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)」につきまして、予定通り開催いたします。
参加者のみなさまにおかれましては、風など強いことも想定されますので、お気をつけて会場にお越しください。

万が一変更などございますときには、メール・ウェブサイトにてご連絡申し上げます。


「ヒューマンインタフェースシンポジウム2024」にて2件の発表予定

ヒューマンインタフェースシンポジウム2024」(京都大学 吉田キャンパス・2024/ 9/18-20)にて、以下の2件の研究を発表予定です。ご関心のある方はぜひ会場で議論させていただければと存じます。

1B1-3
人間とAIの創造的協働におけるHCI研究の将来
伊賀 聡一郎(エクスパーク), 鉄川 弘樹(ソニーグループ)

3C1-1
心理的所有感に配慮した発散フェーズにおけるアイデア発想支援
伊賀 彩子(宮崎学園短期大学), 伊賀 聡一郎(エクスパーク)


(終了しました)2024年8月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)のご案内・お申し込み

ダウンロード(PDFファイル)

2024年8月27日(火)〜28日(水)開催予定のエクスパーク主催「エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)」ご案内・お申し込みページです。お申し込みの際は、本ページ「キャンセルポリシー」「プライバシーポリシー」を必ずご一読ください。

ご案内

エスノグラフィとは、フィールドワークなどの経験的な調査において、多様な文化/社会に生きる人びとの生活について観察/記述する活動のひとつです。このエスノグラフィをビジネスに応用することにより、新たな事業機会の発見につなげることが期待できます。その一方でエスノグラフィは、実際に体験しないとなかなか理解が難しい側面があります。そこでエスノグラフィの基本を理解し、イノベーションにつなげることができる感触を皆様に体感していただくため、このワークショップを企画しています。エスノグラフィのビジネス応用の世界的なパイオニアである米国パロアルト研究所(現SRI International)において研究・実践を重ねてきた経験を持つ講師が本コースを担当いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップの概要

名称2024年8月エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)(EWB5)
形式2日間の対面でのワークショップ
(レクチャーと演習)
日程2024年8月27日(火)〜28日(水)
両日とも10:00-17:00を予定
参加費75,000円 / 1名(税抜) 
参加費にはテキスト代が含まれます。
定員12名 (*満席となりました。次回以降のご参加をご検討ください。)
(1社3名まで。それ以上の人数をご希望の場合はご相談ください。)
対象者・製品/サービスの研究者/開発者/プランナー/デザイナー
・製品/サービスのイノベーションに関心のある方
・基本的な観察力/記述力/課題発見力のリスキリングをしたい方

エスノグラフィをこれから理解したい方を対象としたベーシックなワークショップです。
(※同業の方の申し込みはご遠慮ください。)
会場東京・大崎(品川産業支援交流施設SHIP
問い合わせ先ご不明点やご質問等ございましたらevent@xparc.co.jpまでメールにてお問い合わせください。

プログラム

1日目
午前エスノグラフィとは(レクチャー)
エスノグラフィ/人間中心イノベーションに関する基本的な知識を学びます。
エスノグラフィにおける観察/記述の考え方や方法についてエクササイズを交えてプレイフルに学びます。
午後フィールドワーク(演習)
チームに分かれてフィールドに行き、観察と記述を実際に体験します。
フィールドでは講師がメンターとして観察のポイントなどをアドバイスします。
観察結果の共有(レクチャー/演習)
チーム毎にフィールドワークでの観察結果を共有します(デブリーフィング)。
デブリーフィングとは、フィールドワークを通して得た知見を仲間に報告/共有することです。分析を始める第一歩でもあります。
データ分析(レクチャー/演習)
フィールドワークで得られたデータの分析方法を講師が説明します。
その後、チーム毎に持ち寄ったデータの分析を実践していただきます。
2日目
午前データ分析(演習)(前日の続き)
チームによる分析を通して、自分たちが理解したフィールドがどのようなものであるかを表わすようなストーリーを紡ぎ上げます。
午後機会領域の創案(レクチャー/演習)
機会領域/イノベーションの方向性を検討する方法を学びます。
その後、チーム毎に分析内容に基づいて機会領域の創案を実践していただきます。
プレゼンテーション
チームのフィールドワーク/分析/機会領域などの結果を発表していただきます。
受講者相互に評価する他、講師がアドバイスを加えます。

修了者の方々の声

【フィールドをどうやって視るのかを学べる】
(デザインリサーチャー/SIer)
ワークショップを通じフィールドをどう視るのか、個人的な学習では得られない貴重な知見が得られると感じました。そして実際にフィールドに出て、視た情報をどうビジネスに応用させるかまでを行いました。今回のワークショップを通じて本当の意味でのエスノグラフィーの学びが得られること、どうやってビジネスに応用して考えるのかを実感しました。
【ユーザーニーズを考えて事業に関わる全ての方におすすめしたい】
(UXリサーチャー/リサーチ会社)
普段業務でUXリサーチをしており、顧客理解や機会探索のフェーズを経験してきましたが、自分がいかに検証の姿勢で臨んでしまっていたのか気付かされました。座学や書籍では得難い、フィールドで探索する感覚/姿勢を掴むことができる講座です。
【本当に刺激的な経験でした】
(UXリサーチャー/IT・ソフトウェア企業)
フィールドリサーチ(観察)からエピソードの共有、アイディエーションからプレゼンまで、「スピード感」と「リアル感」の伴ったワークショップでした。特にフィールドワークから得られたエピソードやファインディングス、そしてストーリーを理解していくフェーズでは「ピースとなるエピソードを集めてくる感覚」、「エピソードからじわじわ見えてくる感覚」、「少し飛躍し過ぎた際にフェーズを行き来するスキル」を体感することができました。これは実際にやってみないと得られない経験だったと思います。そして講義内で特に強調されていた【ビジネスとして自分の世界に戻ってくるスキル】を、ワークショップというミニマムなリサーチではありますが、プレゼンまで一通り体験でき、実現場でも生かせるなと感じました。

講師プロフィール

Soichiro Iga伊賀聡一郎(いが そういちろう)
エクスパーク合同会社 代表 
博士(政策・メディア)

日本学術振興会特別研究員(PD)、(株)リコー、リコー経済社会研究所、米国パロアルト研究所(PARC)日本代表/シニアリサーチャーを経て、エクスパーク合同会社設立。情報通信システムの研究開発を通じたテクノロジー中心のイノベーションと、エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーションの両面で幅広い経験を持つ。認知科学/人間中心設計の第一人者D.A.ノーマン氏による著書の翻訳なども多数手がけている。ヒューマンインタフェース学会評議員、北陸先端科学技術大学院大学客員教授、産業技術大学院大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師、筑波技術大学非常勤講師、XDESIGN学校講師など。博士(政策・メディア)

参加申し込み

下記項目を入力のうえ、「送信」ボタンを押してお申し込みください。お申し込み後、2営業日以内にはメールにてお支払いなど詳細についてご連絡申し上げます。

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キャンセルポリシー

参加者のご都合が悪い場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡の上、代理の方がご出席ください。
代理の方もご都合がつかない場合は、下記の通り、所定の手続きをお取りいただきます。

  • キャンセルの場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡ください。
  • キャンセル料が発生する場合は別途、請求書をお送りいたしますので、お振込期限までにお支払いください。
  • すでにお振り込み済みの場合は、差額をご返金いたします。返金口座をご連絡ください。
    • ご返金の際の振り込み手数料は参加者側のご負担にてお願い申し上げます。
  • 無断でご欠席された場合も参加料の100%を申し受けます。
  • キャンセル料はお振込みの有無にかかわらず下記のとおりです。
キャンセルご連絡日キャンセル料
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それ以前のキャンセルご請求なし

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