伊賀聡一郎 / Soichiro Iga, Ph.D.
エクスパーク合同会社 代表 (CEO)

略歴

日本学術振興会特別研究員(PD)、(株)リコー、リコー経済社会研究所、米国パロアルト研究所(PARC)日本代表/シニアリサーチャーを経て、エクスパーク合同会社設立。情報通信システムの研究開発を通じたテクノロジー中心のイノベーションと、エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーションの両面で幅広い経験を持つ。認知科学/人間中心設計の第一人者D.A.ノーマン氏による著書の翻訳なども多数手がけている。ヒューマンインタフェース学会評議員、北陸先端科学技術大学院大学客員教授、産業技術大学院大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師など。博士(政策・メディア)

概要 / SUMMARY

日本の大手グローバル企業において、幅広いイノベーションプロジェクトでUXリサーチとデザインチームをリード。人間中心のイノベーションリサーチ、デザイン、コンサルテーションにおいて20年以上の豊富な経験。リサーチ、デザイン、初期段階のテクノロジーの交差点に焦点を当てた、エスノグラフィック質的探索的プロダクト/サービスデザインのエキスパート。

  • 経験豊富なトレーナー/デザイナー/ファシリテーターとして、主要なステークホルダーを交えた創造的な分析とアイデア発想のワークショップ・セッションを行い、現場での観察をテクノロジーとビジネス戦略に反映させる。
  • 医療(手術室、ロボット手術)、モビリティ(電車、自動車、駅、高齢者、障害者)、建築(住宅、ビル、エレベーター、エスカレーター)、ワークプレイス(オフィス、工場、レストラン)、モバイル・インタラクション(子供向けゲーム、公共ディスプレイ)などのエスノグラフィとデザイン・プロジェクトに携わる。
  • また、認知科学と人間中心設計の第一人者であるドナルド・A・ノーマン博士の著書の翻訳者のひとりとしても知られている。

Leading UX research and design teams across a broad range of innovation projects for major Japanese global companies.
20+ years of extensive experience in human-centered innovation research, design and consultation.Expert in ethnographic qualitative exploratory product / service design, focused on the intersection of research, design, and early-stage technologies.

  • Experienced trainer / designer / facilitator of creative analysis and ideation workshop session incorporating key stakeholders to translate field observations into technology and business strategy.
  • Ethnography and design projects have included medical (operating room, robot surgery), mobility (train, automobile, station, senior, handicapped), construction (house, building, elevator, escalator), workplace (office, factory, restaurant), mobile interaction (game for children, public display), among others.
  • Also known as one of the translators of a number of books written by Dr. Donald A. Norman, guru of cognitive science and human-centered design.

職務経歴 / WORK EXPERIENCE

(2019.9-)エクスパーク合同会社設立/代表
Founder of XPARC LLC.
(2015-2019)パロアルト研究所/日本代表・シニアリサーチャー
Japan representative / Senior researcher at Palo Alto Research Center
(2012-2014)パロアルト研究所/リサーチャー
Researcher at Palo Alto Research Center
(2010-2011)リコー経済社会研究所/研究員
Researcher at Ricoh Institute of Sustainability and Business
(2008 – 2009)株式会社リコー/シニアスペシャリスト
Senior Specialist at Ricoh
(2000-2007)株式会社リコー/研究員
Researcher at Ricoh
(1999)日本学術振興会/PD
Research Fellow at Japan Society for the Promotion of Science

学歴 / EDUCATION

(1999)慶應義塾大学政策・メディア研究科博士課程修了
博士(政策・メディア)
Ph.D. (Media and Governance) Keio University, Japan
(1996)慶應義塾大学政策・メディア修士課程修了Master of Media and Governance Keio University, Japan
(1994)慶應義塾大学環境情報学部卒業Bachelor of Environmental Information Keio University, Japan

著書・訳書(主なもの)

  • S.オークスタカルニス, D.ブラットナー著, 安村・織畑・伊賀訳「シリコン・ミラージュ―仮想現実の科学と芸術」, トッパン, 1994
  • S.メイヤーズ著, 安村・飯田・伊賀訳「More Effective C++―最新35のプログラミング技法 」, アスキー, 1998
  • D.A.ノーマン著, 岡本・安村・伊賀・上野訳「エモーショナル・デザイン―微笑を誘うモノたちのために」, 新曜社, 2004 (amazon)
  • 伊賀彩子・伊賀聡一郎・丸山有紀子編著「モノヅクリノカタチ―コンテンツの企画・設計・制作プロセス」, 東海大学出版会 , 2007
  • D.A.ノーマン著, 安村・岡本・伊賀・上野訳「未来のモノのデザイン」, 新曜社, 2008 (amazon)
  • D.A.ノーマン, 岡本・安村・伊賀, 「インビジブルコンピュータ―PCから情報アプライアンスへ」, 新曜社, 2009 (amazon)
  • D.A.ノーマン著, 伊賀・岡本・安村訳「複雑さと共に暮らす―デザインの挑戦」, 新曜社, 2011 (amazon)
  • D.A.ノーマン著, 岡本・安村・伊賀・野島訳「誰のためのデザイン? 増補・改訂版」, 新曜社, 2015 (amazon)
  • D.A.ノーマン著,安村・伊賀・岡本訳「より良い世界のためのデザイン」, 新曜社, 2023 (amazon)
    ほか

寄稿・記事など(主なもの)

  • 日経ものづくり(2011.10), 技術者こそ実践したい「人間ウォッチング」ヒットを生む潜在ニーズの見つけ方
  • 知財管理(2019.8), エスノグラフィを利用したイノベーションー顧客理解からはじまる機会デザイン
  • 宣伝会議(2021.9), 「顧客理解」に生かす、他分野の知見”エスノグラフィ”
  • Nextcom(2022Autumn), 多様なデザイン実践の布局:事業創造に向けたアプローチ整理のフレームワーク
  • OplusE(2022.11/12), 玉手箱のけむり
    ほか