Archives 9月 2023

10月19日(木)ドン・ノーマン著書邦訳出版記念イベントのご案内(ハイブリッド開催)

当社代表の伊賀が翻訳に携わったドン・ノーマン著『Design for a Better World』の邦訳『より良い世界のためのデザイン』の出版イベントを開催します。
我々人類がこれからの世界をデザインしていく方向性について,皆様とディスカッションできればと存じます。

  • タイトル:「より良い世界のためのデザイン」-我々が対峙する新たな課題とチャレンジ-
  • 日時:2023年10月19日(木) 19:30-21:00
  • 場所:透明書店(台東区寿3丁目13−14 1F)+ オンライン(ハイブリッド開催)

以下は詳細なご案内ページのリンク(Peatix)です。

詳細なご案内はこちら


ヒューマンインタフェースシンポジウム2023発表

ヒューマンインタフェース学会ヒューマンインタフェースシンポジウム2023(2023年9月6日〜8日)にて、代表・伊賀聡一郎が口頭発表いたしました。

タイトル:伊賀聡一郎, 鉄川弘樹: HCI 研究における「インタフェース」「インタラクション」「デザイン」の表現の変遷, ヒューマンインタフェースシンポジウム2023, pp.568-575, 2023.

概要:D.A. Norman は認知工学や人間中心デザインの領域を切り開いてきた HCI(Human Computer Interaction) 研究におけるパイオニアのひとりである.彼は,2023 年出版の『Design for a Better World』(以下DBW) において「人間中心デザイン」から「人間性中心デザイン」への転換を唱え,さらに「デザインの民主化」を主張している.
本稿では,HCI 領域の成り立ちや周辺領域の流れ,Norman の主要な著作を振り返る.そして,HCI 領域の主要学会・論文誌における高被引用論文を対象とした単語分析を試みる.「インタフェース」「インタラクション」「デザイン」といった表現が現れてきた変遷を分析する.さらに,Norman が開拓してきた人間中心デザインの流れ,そして彼が示唆する将来のデザインの方向性と HCI 領域の展開のつながりを考察する.