エクスパークは、当社トレーニングプログラム修了者を主な対象として、継続的な学びや実践の情報共有の場を提供するため「観察と記述」研究会を立ち上げました。2024年11月9日に、本研究会のキックオフイベント「アートと文化における観察ワークショップ」を開催いたしました。

ワークショップでは、画家の渡辺香奈氏をお迎えし、エスノグラフィとアートにおける観察と記述(描画)の接点を探ることをテーマとしました。渡辺氏は、富岡の養蚕農家の桑木炭を画材として用いる発見に至り、自らその生産に携わり、創作活動を通じて文化とアートの関係性を探究しています。ワークショップでは、参加者のみなさまに実際に渡辺氏がみつけた桑木炭を使って静物画を描いていただきました。

その後のリフレクションにおいて、参加者からの質疑を通じてエスノグラフィとアートにおける観察と記述の共通点や相違点について議論しました。

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