この研究会について

エスノグラフィは人類学や社会学で用いられてきた調査の考え方・手法のひとつです。調査対象となる人々・社会と視線をともにしながら,言語・文化・価値観など詳細に観察し、文章として記述していきます。

1970年代にはXerox PARC(PARC, 現SRI International)がテクノロジー利用状況の理解にエスノグラフィの手法を応用し、製品・ワークプレイス、そしてさまざまんサービスの創案や戦略立案へと応用を広げてきました。

エクスパーク代表の伊賀聡一郎はこれまで日本企業の研究所、PARCなどでエスノグラフィのビジネス応用を研究・実践してまいりました。その意義をお伝えすべく、ベーシックコースやアドバンストコースなどエスノグラフィに関するさまざまなトレーニングプログラムをご提供しております。

「観察と記述」研究会は、これらトレーニングプログラムで学ばれた方々が学び続けられる場です。エスノグラフィを学んだけれど普段の仕事では実践する機会が少ない、他の企業・業種の方々の抱える課題や実践例が知りたい…など、継続的に学び、学ぶ方々が交流する場をご提供します。

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