Archives 2023

2024年2月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)のご案内・お申し込み(終了しました)

ダウンロード(PDFファイル)

2024年2月1日(木)〜2日(金)開催予定のエクスパーク主催「エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)」ご案内・お申し込みページです。お申し込みの際は、本ページ「キャンセルポリシー」「プライバシーポリシー」を必ずご一読ください。

ご案内

エスノグラフィとは、フィールドワークなどの経験的な調査において、多様な文化/社会に生きる人びとの生活について観察/記述する活動のひとつです。このエスノグラフィをビジネスに応用することにより、新たな事業機会の発見につなげることが期待できます。その一方でエスノグラフィは、実際に体験しないとなかなか理解が難しい側面があります。そこでエスノグラフィの基本を理解し、イノベーションにつなげることができる感触を皆様に体感していただくため、このワークショップを企画しています。エスノグラフィのビジネス応用の世界的なパイオニアである米国パロアルト研究所(現SRI International)において研究・実践を重ねてきた経験を持つ講師が本コースを担当いたします。
皆様のご参加をお待ちしております。

ワークショップの概要

名称2024年2月エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)(EWB3)
形式2日間の対面でのワークショップ
(レクチャーと演習)
日程2024年2月1日(木)〜2日(金) 
両日とも10:00-17:00を予定
参加費75,000円 / 1名(税抜) 
参加費にはテキスト代が含まれます。
定員12名 (終了しました)
(1社3名まで。それ以上の人数をご希望の場合はご相談ください。)
対象者・製品/サービスの研究者/開発者/プランナー/デザイナー
・製品/サービスのイノベーションに関心のある方
・基本的な観察力/記述力/課題発見力のリスキリングをしたい方

エスノグラフィをこれから理解したい方を対象としたベーシックなワークショップです。
(※同業の方の申し込みはご遠慮ください。)
会場東京・大崎(品川産業支援交流施設SHIP
問い合わせ先ご不明点やご質問等ございましたらevent@xparc.co.jpまでメールにてお問い合わせください。

プログラム

1日目
午前エスノグラフィとは(レクチャー)
エスノグラフィ/人間中心イノベーションに関する基本的な知識を学びます。
エスノグラフィにおける観察/記述の考え方や方法についてエクササイズを交えてプレイフルに学びます。
午後フィールドワーク(演習)
チームに分かれてフィールドに行き、観察と記述を実際に体験します。
フィールドでは講師がメンターとして観察のポイントなどをアドバイスします。
観察結果の共有(レクチャー/演習)
チーム毎にフィールドワークでの観察結果を共有します(デブリーフィング)。
デブリーフィングとは、フィールドワークを通して得た知見を仲間に報告/共有することです。分析を始める第一歩でもあります。
データ分析(レクチャー/演習)
フィールドワークで得られたデータの分析方法を講師が説明します。
その後、チーム毎に持ち寄ったデータの分析を実践していただきます。
2日目
午前データ分析(演習)(前日の続き)
チームによる分析を通して、自分たちが理解したフィールドがどのようなものであるかを表わすようなストーリーを紡ぎ上げます。
午後機会領域の創案(レクチャー/演習)
機会領域/イノベーションの方向性を検討する方法を学びます。
その後、チーム毎に分析内容に基づいて機会領域の創案を実践していただきます。
プレゼンテーション
チームのフィールドワーク/分析/機会領域などの結果を発表していただきます。
受講者相互に評価する他、講師がアドバイスを加えます。

修了者の方々の声

【フィールドをどうやって視るのかを学べる】
(デザインリサーチャー/SIer)
ワークショップを通じフィールドをどう視るのか、個人的な学習では得られない貴重な知見が得られると感じました。そして実際にフィールドに出て、視た情報をどうビジネスに応用させるかまでを行いました。今回のワークショップを通じて本当の意味でのエスノグラフィーの学びが得られること、どうやってビジネスに応用して考えるのかを実感しました。
【ユーザーニーズを考えて事業に関わる全ての方におすすめしたい】
(UXリサーチャー/リサーチ会社)
普段業務でUXリサーチをしており、顧客理解や機会探索のフェーズを経験してきましたが、自分がいかに検証の姿勢で臨んでしまっていたのか気付かされました。座学や書籍では得難い、フィールドで探索する感覚/姿勢を掴むことができる講座です。
【本当に刺激的な経験でした】
(UXリサーチャー/IT・ソフトウェア企業)
フィールドリサーチ(観察)からエピソードの共有、アイディエーションからプレゼンまで、「スピード感」と「リアル感」の伴ったワークショップでした。特にフィールドワークから得られたエピソードやファインディングス、そしてストーリーを理解していくフェーズでは「ピースとなるエピソードを集めてくる感覚」、「エピソードからじわじわ見えてくる感覚」、「少し飛躍し過ぎた際にフェーズを行き来するスキル」を体感することができました。これは実際にやってみないと得られない経験だったと思います。そして講義内で特に強調されていた【ビジネスとして自分の世界に戻ってくるスキル】を、ワークショップというミニマムなリサーチではありますが、プレゼンまで一通り体験でき、実現場でも生かせるなと感じました。

講師プロフィール

Soichiro Iga伊賀聡一郎(いが そういちろう)
エクスパーク合同会社 代表 
博士(政策・メディア)

日本学術振興会特別研究員(PD)、(株)リコー、リコー経済社会研究所、米国パロアルト研究所(PARC)日本代表/シニアリサーチャーを経て、エクスパーク合同会社設立。情報通信システムの研究開発を通じたテクノロジー中心のイノベーションと、エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーションの両面で幅広い経験を持つ。認知科学/人間中心設計の第一人者D.A.ノーマン氏による著書の翻訳なども多数手がけている。ヒューマンインタフェース学会評議員、北陸先端科学技術大学院大学客員教授、産業技術大学院大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師、筑波技術大学非常勤講師、XDESIGN学校講師など。博士(政策・メディア)

参加申し込み

下記項目を入力のうえ、「送信」ボタンを押してお申し込みください。お申し込み後、2営業日以内にはメールにてお支払いなど詳細についてご連絡申し上げます。

参加される方のお名前を記載ください。
お名前のふりがなを記載ください。
所属されている法人名などを記載ください。 個人の方はその旨記載ください。
個人の方は「なし」と記載ください。
個人の方はご連絡可能な住所を記載ください。
(例: 03-1234-5678) 日中つながる電話番号を入力ください。 メールアドレスが不通の場合、お電話を差し上げる場合がございます。
お支払いの手続きなど以降の詳細につきまして、メールにてご案内いたしますので、ご連絡可能なメールアドレスを記載ください。
請求書の送付形態について、基本的には電子ファイルでのご請求をお願いしております。紙・郵送などご希望の送付形態がございましたら選択ください。
ご請求先が企業ではなく個人の場合、請求先の宛名にご指定がある場合など、何かございましたらこちらに記入ください。

キャンセルポリシー

参加者のご都合が悪い場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡の上、代理の方がご出席ください。
代理の方もご都合がつかない場合は、下記の通り、所定の手続きをお取りいただきます。

  • キャンセルの場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡ください。
  • キャンセル料が発生する場合は別途、請求書をお送りいたしますので、お振込期限までにお支払いください。
  • すでにお振り込み済みの場合は、差額をご返金いたします。返金口座をご連絡ください。
    • ご返金の際の振り込み手数料は参加者側のご負担にてお願い申し上げます。
  • 無断でご欠席された場合も参加料の100%を申し受けます。
  • キャンセル料はお振込みの有無にかかわらず下記のとおりです。
キャンセルご連絡日キャンセル料
ご連絡なしの不参加参加料の全額ご請求
開催前日および当日参加料の全額ご請求
開催7日前~前々日参加料の50%のご請求
開催21日前〜開催8日前参加料の10%のご請求
それ以前のキャンセルご請求なし

プライバシーポリシー

1. 法令などの遵守

当社は、個人情報保護の重要性を認識し、個人情報の保護に適用される法令及びその他の規範を遵守し、個人情報を厳重に取り扱って参ります。

2. 個人情報の取得

当社は、個人情報を適法かつ公正な手段により取得します。

3. 個人情報の利用目的

当社は、コンサルテーション事業、また研修・教育事業に関する事業を行う上で必要な業務や諸手続きに関わる連絡手段の範囲において個人情報を使用致します。ご本人の同意がある場合または法令などの定めによる場合を除き、これらの目的の範囲を超えて個人情報を利用することはありません。

4. 個人情報の安全管理

当社は、個人情報の漏えい、紛失、毀損を防止するために必要かつ適切な措置を講じ、個人情報を安全に管理します。


ヒューマンインタフェース学会論文誌掲載

代表・伊賀聡一郎が執筆した論文(共著)が公開されました。人間研究分野の企業研究者や多様な研究人材をマネジメントする立場の方々には参考になる点も含まれていると思いますので、ぜひご一読いただければと存じます。

伊賀 聡一郎, 鉄川 弘樹『企業研究所における人文学者と技術者の協働の変遷:PARCにおける研究プロジェクトの事例分析を通じて』, ヒューマンインタフェース学会論文誌 2023 年 25 巻 4 号 pp. 387-400

https://www.jstage.jst.go.jp/article/his/25/4/25_387/_article/-char/ja/

企業研究所における多様な人材のマネジメントや組織づくりにご関心のある方は、ぜひその検討に協力させていただければと存じます。お気軽にお問い合わせください


ドン・ノーマン「より良い世界のためのデザイン」邦訳出版記念イベントご参加の御礼

(写真:多摩大学新西誠人さん提供)

2023年10月19日、ドン・ノーマン著書「より良い世界のためのデザイン」邦訳出版記念イベントを無事に開催することができました(会場:透明書店)。ご来場の皆様、オンラインご視聴の皆様に御礼申し上げます。ノーマンの著書邦訳に際してイベントを開くのは初めてのことで、訳者である安村通晃(慶應義塾大学名誉教授)、岡本明(筑波技術大学名誉教授)、伊賀聡一郎(エクスパーク合同会社代表)3名全員が揃う機会となりました。イベント内では、本書のポイントを紹介しつつ、今回の本の3つのテーマ「意味」「持続可能性」「人間性中心」を手がかりとして会場にいらした方々にいただいた質問をもとにディスカッションを進めました。会場にいらした方々からは多くの質問をいただき改めて感謝申し上げます。

もちろん、いわゆる「環境問題」「社会問題」を扱った研究や書籍は先行するものがたくさん存在しています。しかしながら、人間中心デザインという領域を築いてきたノーマンが改めて今回「人間性中心」という視座にたったことの意味は大きいと思います。

(写真:明治大学渡邊恵太さん提供)

こうしたノーマンのこれまでの貢献を礎として、デザインの役割の広がり、デザインに多義性が見られるようになってきました。実践が広がることは素晴らしいことでありますが、スキルセットの習得に終始している状況が見られるように感じます。

エクスパークでは、人間中心そして人間性中心へ、その源流から先端的な思索までを学ぶ機会を提供したいと考えております。D.A.ノーマンの主要著作を中心として、その思想や背景を基礎から学び、実践へとつなげる人材を育成したいと考えております。詳細が決まりましたら、ご案内できればと存じます。

ご関心のある方は、エクスパークまでご連絡ください。





    
    
    



    10月19日(木)ドン・ノーマン著書邦訳出版記念イベントのご案内(ハイブリッド開催)

    当社代表の伊賀が翻訳に携わったドン・ノーマン著『Design for a Better World』の邦訳『より良い世界のためのデザイン』の出版イベントを開催します。
    我々人類がこれからの世界をデザインしていく方向性について,皆様とディスカッションできればと存じます。

    • タイトル:「より良い世界のためのデザイン」-我々が対峙する新たな課題とチャレンジ-
    • 日時:2023年10月19日(木) 19:30-21:00
    • 場所:透明書店(台東区寿3丁目13−14 1F)+ オンライン(ハイブリッド開催)

    以下は詳細なご案内ページのリンク(Peatix)です。

    詳細なご案内はこちら


    ヒューマンインタフェースシンポジウム2023発表

    ヒューマンインタフェース学会ヒューマンインタフェースシンポジウム2023(2023年9月6日〜8日)にて、代表・伊賀聡一郎が口頭発表いたしました。

    タイトル:伊賀聡一郎, 鉄川弘樹: HCI 研究における「インタフェース」「インタラクション」「デザイン」の表現の変遷, ヒューマンインタフェースシンポジウム2023, pp.568-575, 2023.

    概要:D.A. Norman は認知工学や人間中心デザインの領域を切り開いてきた HCI(Human Computer Interaction) 研究におけるパイオニアのひとりである.彼は,2023 年出版の『Design for a Better World』(以下DBW) において「人間中心デザイン」から「人間性中心デザイン」への転換を唱え,さらに「デザインの民主化」を主張している.
    本稿では,HCI 領域の成り立ちや周辺領域の流れ,Norman の主要な著作を振り返る.そして,HCI 領域の主要学会・論文誌における高被引用論文を対象とした単語分析を試みる.「インタフェース」「インタラクション」「デザイン」といった表現が現れてきた変遷を分析する.さらに,Norman が開拓してきた人間中心デザインの流れ,そして彼が示唆する将来のデザインの方向性と HCI 領域の展開のつながりを考察する.


    【終了いたしました】2023年8月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)

    2023年8月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)(2023.8.29-30)は無事に終了いたしました。参加者の皆さまには改めて御礼申し上げます。

    観察し、そしてそれを記述する・・・こう言われると、多くの人にとって当たり前の行為であり、誰でもできるかのように思えるかもしれません。しかし、エスノグラフィという活動においては、「観察」ひとつとっても、私たちが普段の生活で行うそれとは異なり、自分の意識と無意識との葛藤、起こっている事象と起こっていない事象、何を持って自分が「観察」しているのかを自問自答しながら進める行為なのだと感じます。また「記述」について言えば、例えば描く対象が決まっていてそれをスケッチするかのようなものとは異なります。何が対象であるかも定かでないときもあるでしょうし、また対象は折り重なった文脈の中で時間とともに変化していきます。エスノグラフィにおける観察と記述...私個人もいつまでもゴールのない探求を続けているように感じています。

    参加者の皆さまには、そうしたエスノグラフィのエッセンスである観察・記述という活動の楽しさや難しさを体験いただけたのではないでしょうか。

    次回エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)は2023年冬〜2024年春頃の開催を予定しています。ご関心のある方はご検討いただければ幸いです。


    2023年8月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)のご案内・お申し込み(お申し込み受付は終了いたしました)

    ご案内の印刷用フライヤー(PDF)

    2023年8月29日(火)〜30日(水)開催予定のエクスパーク主催「エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)」ご案内・お申し込みページです。お申し込みの際は、本ページ「キャンセルポリシー」「プライバシーポリシー」を必ずご一読ください。

    ご案内

    エスノグラフィとは、フィールドワークなどの経験的な調査において、多様な文化/社会に生きる人びとの生活について観察/記述する活動のひとつです。このエスノグラフィをビジネスに応用することにより、新たな事業機会の発見につなげることが期待できます。その一方でエスノグラフィは、実際に体験しないとなかなか理解が難しい側面があります。そこでエスノグラフィの基本を理解し、イノベーションにつなげることができる感触を皆様に体感していただくため、このワークショップを企画しています。エスノグラフィのビジネス応用の世界的なパイオニアである米国パロアルト研究所(現SRI International)において研究・実践を重ねてきた経験を持つ講師が本コースを担当いたします。
    皆様のご参加をお待ちしております。

    ワークショップの概要

    名称2023年8月エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)
    形式2日間の対面でのワークショップ
    (レクチャーと演習)
    日程2023年8月29日(火)〜30日(水) 
    両日とも10:00-17:00を予定
    参加費75,000円 / 1名(税抜) 
    参加費にはテキスト代が含まれます。
    定員12名
    (1社3名まで。それ以上の人数をご希望の場合はご相談ください。)
    対象者・製品/サービスの研究者/開発者/プランナー/デザイナー
    ・製品/サービスのイノベーションに関心のある方
    ・基本的な観察力/記述力/課題発見力のリスキリングをしたい方

    エスノグラフィをこれから理解したい方を対象としたベーシックなワークショップです。
    (※同業の方の申し込みはご遠慮ください。)
    会場東京・大崎(品川産業支援交流施設SHIP
    問い合わせ先ご不明点やご質問等ございましたらevent@xparc.co.jpまでメールにてお問い合わせください。

    プログラム

    1日目
    午前エスノグラフィとは(レクチャー)
    エスノグラフィ/人間中心イノベーションに関する基本的な知識を学びます。
    エスノグラフィにおける観察/記述の考え方や方法についてエクササイズを交えてプレイフルに学びます。
    午後フィールドワーク(演習)
    チームに分かれてフィールドに行き、観察と記述を実際に体験します。
    フィールドでは講師がメンターとして観察のポイントなどをアドバイスします。
    観察結果の共有(レクチャー/演習)
    チーム毎にフィールドワークでの観察結果を共有します(デブリーフィング)。
    デブリーフィングとは、フィールドワークを通して得た知見を仲間に報告/共有することです。分析を始める第一歩でもあります。
    データ分析(レクチャー/演習)
    フィールドワークで得られたデータの分析方法を講師が説明します。
    その後、チーム毎に持ち寄ったデータの分析を実践していただきます。
    2日目
    午前データ分析(演習)(前日の続き)
    チームによる分析を通して、自分たちが理解したフィールドがどのようなものであるかを表わすようなストーリーを紡ぎ上げます。
    午後機会領域の創案(レクチャー/演習)
    機会領域/イノベーションの方向性を検討する方法を学びます。
    その後、チーム毎に分析内容に基づいて機会領域の創案を実践していただきます。
    プレゼンテーション
    チームのフィールドワーク/分析/機会領域などの結果を発表していただきます。
    受講者相互に評価する他、講師がアドバイスを加えます。

    修了者の方々の声

    【フィールドをどうやって視るのかを学べる】
    (デザインリサーチャー/SIer)
    ワークショップを通じフィールドをどう視るのか、個人的な学習では得られない貴重な知見が得られると感じました。そして実際にフィールドに出て、視た情報をどうビジネスに応用させるかまでを行いました。今回のワークショップを通じて本当の意味でのエスノグラフィーの学びが得られること、どうやってビジネスに応用して考えるのかを実感しました。
    【ユーザーニーズを考えて事業に関わる全ての方におすすめしたい】
    (UXリサーチャー/リサーチ会社)
    普段業務でUXリサーチをしており、顧客理解や機会探索のフェーズを経験してきましたが、自分がいかに検証の姿勢で臨んでしまっていたのか気付かされました。座学や書籍では得難い、フィールドで探索する感覚/姿勢を掴むことができる講座です。
    【本当に刺激的な経験でした】
    (UXリサーチャー/IT・ソフトウェア企業)
    フィールドリサーチ(観察)からエピソードの共有、アイディエーションからプレゼンまで、「スピード感」と「リアル感」の伴ったワークショップでした。特にフィールドワークから得られたエピソードやファインディングス、そしてストーリーを理解していくフェーズでは「ピースとなるエピソードを集めてくる感覚」、「エピソードからじわじわ見えてくる感覚」、「少し飛躍し過ぎた際にフェーズを行き来するスキル」を体感することができました。これは実際にやってみないと得られない経験だったと思います。そして講義内で特に強調されていた【ビジネスとして自分の世界に戻ってくるスキル】を、ワークショップというミニマムなリサーチではありますが、プレゼンまで一通り体験でき、実現場でも生かせるなと感じました。

    講師プロフィール

    Soichiro Iga伊賀聡一郎(いが そういちろう)
    エクスパーク合同会社 代表 
    博士(政策・メディア)

    日本学術振興会特別研究員(PD)、(株)リコー、リコー経済社会研究所、米国パロアルト研究所(PARC)日本代表/シニアリサーチャーを経て、エクスパーク合同会社設立。情報通信システムの研究開発を通じたテクノロジー中心のイノベーションと、エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーションの両面で幅広い経験を持つ。認知科学/人間中心設計の第一人者D.A.ノーマン氏による著書の翻訳なども多数手がけている。ヒューマンインタフェース学会評議員、北陸先端科学技術大学院大学客員教授、産業技術大学院大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師、筑波技術大学非常勤講師、XDESIGN学校講師など。博士(政策・メディア)

    参加申し込み(お申し込み受付は終了いたしました)

    下記項目を入力のうえ、「送信」ボタンを押してお申し込みください。お申し込み後、2営業日以内にはメールにてお支払いなど詳細についてご連絡申し上げます。

    参加される方のお名前を記載ください。
    お名前のふりがなを記載ください。
    所属されている法人名などを記載ください。 個人の方はその旨記載ください。
    個人の方は「なし」と記載ください。
    個人の方はご連絡可能な住所を記載ください。
    (例: 03-1234-5678) 日中つながる電話番号を入力ください。 メールアドレスが不通の場合、お電話を差し上げる場合がございます。
    お支払いの手続きなど以降の詳細につきまして、メールにてご案内いたしますので、ご連絡可能なメールアドレスを記載ください。
    請求書の送付形態について、基本的には電子ファイルでのご請求をお願いしております。紙・郵送などご希望の送付形態がございましたら選択ください。
    ご請求先が企業ではなく個人の場合、請求先の宛名にご指定がある場合など、何かございましたらこちらに記入ください。

    キャンセルポリシー

    参加者のご都合が悪い場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡の上、代理の方がご出席ください。
    代理の方もご都合がつかない場合は、下記の通り、所定の手続きをお取りいただきます。

    • キャンセルの場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡ください。
    • キャンセル料が発生する場合は別途、請求書をお送りいたしますので、お振込期限までにお支払いください。
    • すでにお振り込み済みの場合は、差額をご返金いたします。返金口座をご連絡ください。
      • ご返金の際の振り込み手数料は参加者側のご負担にてお願い申し上げます。
    • 無断でご欠席された場合も参加料の100%を申し受けます。
    • キャンセル料はお振込みの有無にかかわらず下記のとおりです。
    キャンセルご連絡日キャンセル料
    ご連絡なしの不参加参加料の全額ご請求
    開催前日および当日参加料の全額ご請求
    開催7日前~前々日参加料の50%のご請求
    開催21日前〜開催8日前参加料の10%のご請求
    それ以前のキャンセルご請求なし

    プライバシーポリシー

    1. 法令などの遵守

    当社は、個人情報保護の重要性を認識し、個人情報の保護に適用される法令及びその他の規範を遵守し、個人情報を厳重に取り扱って参ります。

    2. 個人情報の取得

    当社は、個人情報を適法かつ公正な手段により取得します。

    3. 個人情報の利用目的

    当社は、コンサルテーション事業、また研修・教育事業に関する事業を行う上で必要な業務や諸手続きに関わる連絡手段の範囲において個人情報を使用致します。ご本人の同意がある場合または法令などの定めによる場合を除き、これらの目的の範囲を超えて個人情報を利用することはありません。

    4. 個人情報の安全管理

    当社は、個人情報の漏えい、紛失、毀損を防止するために必要かつ適切な措置を講じ、個人情報を安全に管理します。


    サーバーの不具合(2023.5.24)

    当社のネームサーバー設定の不具合にて、数日ほど当社のウェブページ閲覧やメール受信ができない状態となっておりました。現在は設定は復旧しておりますが、ネットワークの状況によっては解決までに数時間・数日を要する可能性がございます。ご不便をおかけして大変申し訳ありません。


    【終了いたしました】2023年5月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)


    2023年5月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)(2023.5.11-12)は無事に終了いたしました。参加者の皆さまには改めて御礼申し上げます。

    我々を取り巻く社会は複雑です。そうした社会を理解する簡単な方法はありません。我々は自分の職場や家庭での活動は、単純でわかっているという方もいるでしょう。そうした日常が単純に見えるのは、我々がそれぞれの世界で活動する中で、時間をかけて世界を認識し、自分なりにその中での活動を最適化してきているからかもしれません。そして、そうした個人が集まり、社会が築かれています。つまり、同じ職場で同じような仕事をしているかもしれませんが、その仕事の理解のしかた、その仕事への思いもまったく同じということはないといえます。

    他者の視点で何が見えているのか、その視線の先には何があるのか〜もちろんビジネスを形成するプロセスはシンプルではありませんが、何かしら社会にインパクトを起こすにあたり、そうした他者にひとまず思いを寄せることも必要なのではないでしょうか。

    次回エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)は2023年夏〜秋頃の開催を予定しています。ご関心のある方はご検討いただければ幸いです。


    2023年5月 エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ (ベーシック・コース)のご案内・お申し込み(終了しました)

    ご案内の印刷用フライヤー(PDF)

    2023年5月11日(木)〜12日(金)開催予定のエクスパーク主催「エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)」ご案内・お申し込みページです。お申し込みの際は、本ページ「キャンセルポリシー」「プライバシーポリシー」を必ずご一読ください。

    ご案内

    エスノグラフィとは、フィールドワークなどの経験的な調査において、多様な文化/社会に生きる人びとの生活について観察/記述する活動のひとつです。このエスノグラフィをビジネスに応用することにより、新たな事業機会の発見につなげることが期待できます。その一方でエスノグラフィは、実際に体験しないとなかなか理解が難しい側面があります。そこでエスノグラフィの基本を理解し、イノベーションにつなげることができる感触を皆様に体感していただくため、このワークショップを企画しています。エスノグラフィのビジネス応用の世界的なパイオニアである米国パロアルト研究所において研究・実践を重ねてきた経験を持つ講師が本コースを担当いたします。
    皆様のご参加をお待ちしております。

    ワークショップの概要

    名称2023年5月エスノグラフィのビジネス応用ワークショップ(ベーシック・コース)
    形式2日間の対面でのワークショップ
    (レクチャーと演習)
    日程2023年5月11日(木)〜12日(金) 
    両日とも10:00-17:00を予定
    (*終了しました。本ワークショップは、次回は2023年夏〜秋頃の開始を予定しております。)
    参加費75,000円 / 1名(税抜) 
    参加費にはテキスト代が含まれます。
    定員12名 (*満席となりました。ご関心のある方は次回のご参加をご検討いただければ幸いです。)
    (1社3名まで。それ以上の人数をご希望の場合はご相談ください。)
    対象者・製品/サービスの研究者/開発者/プランナー/デザイナー
    ・製品/サービスのイノベーションに関心のある方
    ・基本的な観察力/記述力/課題発見力のリスキリングをしたい方

    エスノグラフィをこれから理解したい方を対象としたベーシックなワークショップです。
    (※同業の方の申し込みはご遠慮ください。)
    会場東京・大崎(品川産業支援交流施設SHIP
    問い合わせ先ご不明点やご質問等ございましたらevent@xparc.co.jpまでメールにてお問い合わせください。

    プログラム

    1日目
    午前エスノグラフィとは(レクチャー)
    エスノグラフィ/人間中心イノベーションに関する基本的な知識を学びます。
    エスノグラフィにおける観察/記述の考え方や方法についてエクササイズを交えてプレイフルに学びます。
    午後フィールドワーク(演習)
    チームに分かれてフィールドに行き、観察と記述を実際に体験します。
    フィールドでは講師がメンターとして観察のポイントなどをアドバイスします。
    観察結果の共有(レクチャー/演習)
    チーム毎にフィールドワークでの観察結果を共有します(デブリーフィング)。
    デブリーフィングとは、フィールドワークを通して得た知見を仲間に報告/共有することです。分析を始める第一歩でもあります。
    データ分析(レクチャー/演習)
    フィールドワークで得られたデータの分析方法を講師が説明します。
    その後、チーム毎に持ち寄ったデータの分析を実践していただきます。
    2日目
    午前データ分析(演習)(前日の続き)
    チームによる分析を通して、自分たちが理解したフィールドがどのようなものであるかを表わすようなストーリーを紡ぎ上げます。
    午後機会領域の創案(レクチャー/演習)
    機会領域/イノベーションの方向性を検討する方法を学びます。
    その後、チーム毎に分析内容に基づいて機会領域の創案を実践していただきます。
    プレゼンテーション
    チームのフィールドワーク/分析/機会領域などの結果を発表していただきます。
    受講者相互に評価する他、講師がアドバイスを加えます。

    講師プロフィール

    Soichiro Iga伊賀聡一郎(いが そういちろう)
    エクスパーク合同会社 代表 
    博士(政策・メディア)

    日本学術振興会特別研究員(PD)、(株)リコー、リコー経済社会研究所、米国パロアルト研究所(PARC)日本代表/シニアリサーチャーを経て、エクスパーク合同会社設立。情報通信システムの研究開発を通じたテクノロジー中心のイノベーションと、エスノグラフィを基軸とした人間中心のイノベーションの両面で幅広い経験を持つ。認知科学/人間中心設計の第一人者D.A.ノーマン氏による著書の翻訳なども多数手がけている。ヒューマンインタフェース学会評議員、北陸先端科学技術大学院大学客員教授、産業技術大学院大学非常勤講師、東京女子大学非常勤講師、XDESIGN学校講師など。博士(政策・メディア)


    キャンセルポリシー

    参加者のご都合が悪い場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡の上、代理の方がご出席ください。
    代理の方もご都合がつかない場合は、下記の通り、所定の手続きをお取りいただきます。

    • キャンセルの場合は、メールにてevent@xparc.co.jpまでご連絡ください。
    • キャンセル料が発生する場合は別途、請求書をお送りいたしますので、お振込期限までにお支払いください。
    • すでにお振り込み済みの場合は、差額をご返金いたします。返金口座をご連絡ください。
      • ご返金の際の振り込み手数料は参加者側のご負担にてお願い申し上げます。
    • 無断でご欠席された場合も参加料の100%を申し受けます。
    • キャンセル料はお振込みの有無にかかわらず下記のとおりです。
    キャンセルご連絡日キャンセル料
    ご連絡なしの不参加参加料の全額ご請求
    開催前日および当日参加料の全額ご請求
    開催7日前~前々日参加料の50%のご請求
    開催21日前〜開催8日前参加料の10%のご請求
    それ以前のキャンセルご請求なし

    プライバシーポリシー

    1. 法令などの遵守

    当社は、個人情報保護の重要性を認識し、個人情報の保護に適用される法令及びその他の規範を遵守し、個人情報を厳重に取り扱って参ります。

    2. 個人情報の取得

    当社は、個人情報を適法かつ公正な手段により取得します。

    3. 個人情報の利用目的

    当社は、コンサルテーション事業、また研修・教育事業に関する事業を行う上で必要な業務や諸手続きに関わる連絡手段の範囲において個人情報を使用致します。ご本人の同意がある場合または法令などの定めによる場合を除き、これらの目的の範囲を超えて個人情報を利用することはありません。

    4. 個人情報の安全管理

    当社は、個人情報の漏えい、紛失、毀損を防止するために必要かつ適切な措置を講じ、個人情報を安全に管理します。


    Amazon プライム対象