新規事業における価値探索においては、製品やサービスのプロトタイピングだけでは使い勝手の改善に終わってしまうこともあります。「プロービング」という認知科学的・反復的な実験アプローチにより、実現すべき根本的な価値の探索をサポートします。
アイデア創出ワークショップ
筋の良いアイデア創出には、何をどう問うかが重要です。心的制約を緩和し、問題空間を切り替え、ときにアナロジーを活用するなど、アイデアを生むための「問い」のデザインと「場」のデザインが必要です。弊社では、多様な産業分野における豊富なアイデア創出やワークショップデザインの経験を元に、皆さまの新たな事業・製品・サービスの創案をサポートします。
コグニティブ・プロービング
一般に、新たなアイデアを検証する主なアプローチに「プロトタイピング」があります。アイデアや機能を形にして、(潜在的)ユーザからフィードバックを得られます。しかし、ときにプロトタイプを用いた評価では、アイデアや機能の評価というよりも使い勝手の評価にとどまってしまうことがあります。これに対して弊社では、アイデアや機能の本質的な意味・意義を認知科学的な実験として検証する「コグニティブ・プロービング」という手法を提案しています。これによって、アイデアや機能のうち、潜在的なユーザの価値を探索することが期待できます。
ヒューリスティック評価
もちろん、アイデアを実証するには、最終的なユーザを巻き込んだ形でなければ意味があまりありません。しかし、ソフトウェアの場合には、比較的容易に使い勝手などの修正が行える一方、アイデアがハードウェアベースである場合には、いったん設計が決まると修正は難しいものです。弊社では、UXの専門家がプロトタイプシステムの検証を行い、アイデアや機能、ユーザビリティの課題をチェックするデザインレビューのサービスを提供しています。研究開発経験を持つUX専門家がレビューするため、比較的抽象度の高い開発の初期ステージのプロトタイプでも部分的な評価検証を行うことができます。